和組Canon - Issue #42
gm! Keijiです!
和組Canon #42を発行しました〜!インフラ投資、ウォレット、法定通貨、Social-Fiなどの話題に触れています。ぜひご覧ください〜!
Written by Keiji, オガクズ & Yu, Curated by jasagiri
和組Canonは、約9,000名の日本最大級の和組DAOのDiscord内で共有・議論されたトピックの中から、運営陣で厳選して翻訳・抜粋・簡単な解説付きで執筆しております。メールアドレスのご登録がまだの方はぜひ下記からご登録お願いします♪
A16zがブロックチェーンインフラストラクチャーにベット
著名VCであるa16zは直近ブロックチェーンのインフラストラクチャーに集中して投資をしているようです。以下記事の要約です。
ベンチャーファンドのa16zは、ブロックチェーンインフラストラクチャーに関連する2つのプロジェクトに投資。
1つはPimlicoで、支払いプロセスの一部を簡略化するためのインフラ製品です。このプロジェクトには420万ドルの資金が提供されました。a16zのパートナーはPimlicoのCEOを高く評価し、彼がa16zの仮想通貨スタートアップスクールで教育を受けたことを強調しました。
もう1つはStackrで、開発者が一般的なプログラミング言語を使用してWeb3アプリを構築できるソフトウェア開発キット(SDK)を提供しています。このプロジェクトには500万ドルの資金が提供されました。Stackrは、分散化よりも開発の容易さを重視し、開発者のニーズに合わせたロールアップ技術を提供しています。
a16zはこれらの投資を通じて、ブロックチェーンインフラストラクチャースタートアップへの支援を再開しました。以前は、約7か月前にLayerZeroの1億2000万ドルの投資ラウンドで実施されたこともありました。
秘密鍵を必要としない仮想通貨ウォレット、バイナンスが新たにローンチ
仮想通貨取引所大手バイナンスから、新しいウオレット発表されました。内容を紹介します。
秘密鍵やシードフレーズを失うリスクが取り除かれたセルフカストディ型ウォレット「Binance Web3 Wallet」。ウォレットの特徴としては、アプリ上で直接30以上の仮想通貨ネットワークから1000以上のトークン取引が可能で、dAppsへのアクセスやステーキングなどの利回りの運用も可能です。以下特徴です。
このウォレットは秘密鍵やシードフレーズのリスクを排除している。
モバイル版であり、バイナンスの公式アプリからアクセス可能。
日本からの利用は不可能。
ウォレットでは30以上の仮想通貨ネットワークから1,000以上のトークン取引が可能。
dAppsへのアクセスやステーキングなどの利回りの運用も可能。
シードフレーズの代わりに、MPC技術を使用して3つの異なるキーシェアを生成。
2つのキーシェアが必要で、1つを失っても安全にアクセス可能。
ユーザーがキーシェアの復元パスワードを忘れたり、デバイスを紛失するとアクセスできなくなるリスクもある。
トルコリラ 2023年9月にバイナンスの法定通貨取引ペアでトップシェアに
コチラはCOINTELEGRAPHさんからの記事解説です。 トルコリラ(TRY)がバイナンスの法定通貨取引ペアでトップになったことについて書かれています。
トルコは世界第4位の仮想通貨市場であるにもかかわらず、2023年9月にトルコリラ(TRY)がバイナンスの法定通貨取引ペアでトップシェアになり、全法定通貨取引量の75%を占めた。
※通貨取引ペア: 売買する通貨の組み合わせのこと。取引所で扱っている通貨ペアでないと、取引ができない。
原因はトルコ市場への仮想通貨投資家の最近の流入に関連しており、利益性・最低限度額のなさ・取引コストの低さは新規投資家にとって注目すべき要因となっている。
トルコの仮想通貨採用は減速の兆しを見せず、トルコ政府は金融行動作業部会(FATF)の「グレーリスト」から脱却するための新たな仮想通貨規制を策定しているようだ。
※金融行動作業部会(FATF): マネーローンダリング・テロ資金供与対策の国際基準を決めるための多国間の枠組み。
Social-Fiとはなにか?
Social-fiのわかりやすい紹介記事があったので紹介します!以下要約です。
パンデミックの影響で、2020年と2021年に人々は室内に閉じ込められ、世界中のソーシャルプラットフォームが急激に活発化しました。TikTokは7億人以上の新規ユーザーを獲得し、YouTubeの広告収益は2020年第1四半期から2021年第4四半期までに倍増しました。
この増加は、コンテンツ作成に関する大きな変化を引き起こしました。さまざまな年齢層の人々が、ソーシャルプラットフォームを通じてスキル、才能、日常生活を収益化しようとするようになり、多くの人がコンテンツ制作を本業にすることができました。
しかし、収益化するためには一定の閾値を満たさなければならず、その収益の大部分は親プラットフォームによって制御される不安定な広告収益に依存しています。
ブロックチェーン技術を介してDeFi要素を活用することで、Social-Fiプラットフォームはピアツーピアの取引を通じて誰でも自分自身を収益化できるようにし、価値のやりとりはクリエイターと消費者との直接的なものとなります。
ソーシャルメディアとDeFiを結びつけることで、新しいクリエイターエコノミーの基盤が形成され、クリエイターは「クリック数」に制約されず、自分のスキル、個性、製品に柔軟な金融レイヤーを追加することができます。
Friendtechの登場は、SocialFiブームの引火点となりました。FriendtechはCoinbaseのLayer 2「Base」に構築され、Twitterアカウントに関連するチャットルームを提供し、これらのチャットへのアクセスには「キー」が必要です。誰でもこれらのキーを購入してチャットにアクセスできます。Friendtechは、毎取引ごとに10%の手数料が発生し、その内訳は5%がプラットフォームに、5%がチャットルームの所有者に支払われます。
Friendtechの成功に刺激を受けて、多くの競合プロトコルとフォークが登場しました。これらの競合者の中で最も注目すべきは、ビットコインネットワーク上の楽観的ロールアップであるNOS上に構築されたNew Bitcoin Cityです。
過去の失敗とSocial-Fiの持続可能性に関する懸念が存在しますが、ベンチャーキャピタルとWeb3参加者の持続的な関心はこのコンセプトにとって良い兆候です。Social-Fiの将来については、市場からの明確な需要が示唆されており、どのプラットフォームが一般的な採用を実現するかは今後の展開次第です。
ビットコインの需要 2024年末までに最大10倍に増加する=マイケル・セイラー氏が予測
コチラの記事はコインテレグラフジャパンさんの記事より、BTC保持者にとって見逃せない内容です。 記事によるとマイケル・セイラー氏による驚くべき予想が立てられました。2024年末までにBTCへの需要が最大で10倍に増加すると予想しています。
要点解説
供給減少と需要増加: ビットコインマイナーは運営資金のためにビットコインを売っており、現在月に約10億ドルの売上がある。2024年4月の半減期により、これが年間120億ドルから60億ドルに減少する。
スポットビットコインETF: スポットビットコインETFは、購入圧力を増加させる要因となる。
公正価値会計の新規則: 企業のビットコイン保有に対する公正価値会計の新規則が導入されることで、企業がビットコインを財務資産として採用し、バランスシートで株主価値を創造する道が開かれる。
業界の成熟化: セイラーは、業界が「大人の監督」へと移行する必要があると述べ、初期の暗号通貨の問題点を指摘。ビットコインに焦点を当てることで、業界は次のレベルに進むと主張。
10倍の成長予測: セイラーは、これらの要因が組み合わさることで、ビットコインの需要が今後10倍に増加すると予測している。
今Issueは以上になります!
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